現在開催の男子テニスツアーのイタリア国際。5月14日、15日に準々決勝が行われベスト4が出揃いました。
ベスト8からのドロー表を見ていきましょう。
ドロー
準々決勝からのドローはこちら。

第4シードのフリッツ、第7シードのデミノー以外トップ8シードが順当にベスト8まで勝ち残りました。それでは準々決勝の試合をそれぞれ簡単にまとめていきます。
シナー対ルード
最初のゲームから長いラリー戦になります。ルードの方にミスがでてしまいいきなりシナーがブレーク。その後もシナーが攻める形のポイントが多くルードに1ゲームも与えずに第1セットを取りました。続く第2セットもシナーの勢いは止まらず、再び最初のゲームをブレークします。第3ゲーム、ルードがやっとの思いでキープに成功すると会場は大歓声に包まれました。しかしその後もシナーを止めることはできず、6-0、6-1のスコアでシナーが勝利しました。試合後のスタッツでは2人のストロークの平均速度の差が10キロ近くあり、ルードを完封した試合となりました。
フルカチュ対ポール
第1セットはお互いに3度ずつブレークを許す大混戦になります。タイブレークに突入し、フルカチュに少しミスが出てしまいポールが1時間16分に及ぶロングセットを制しました。第2セットはポールが先にブレーク。その後は両者キープが続きポールが7-6、6-3で2年連続の準決勝進出を決めました。大事な場面でのプレーがより重要になった試合でした。
ドレイパー対アルカラス
第1セットドレイパーが先にリードするも、アルカラスが4ゲーム連取し6-4で先取します。第2セット、最初のゲームからアルカラスがブレークに成功しますがすぐにドレイパーが返しイーブンになります。その後ドレイパーにチャンスが訪れますが決めきれず、逆にアルカラスがブレークして6-4、6-4のストレートでイタリア国際初のベスト4進出となりました。
ムゼッティ対ズベレフ
今季波に乗っているムゼッティとズベレフの試合。第1セット終盤ズベレフがブレークに成功し自身のサービスゲームで40-0の状態でしたが、ムゼッティがすべてしのぎタイブレークへ突入します。最後はズベレフのミスが目立ち、7-6でムゼッティがセットを取りました。第2セットはムゼッティがブレークに成功し、7-6、6-4のストレートでディフェンディングチャンピオンのズベレフを下しました。
まとめ
今回は現在開催中のイタリア国際のベスト4についてまとめました。地元勢のシナー、ムゼッティが勝ち残りイタリア人同士の決勝の可能性も出てきました。残りの試合もかなりハイレベルなものになると思うのでぜひ追いかけてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント