2025年7月9日(水)にイタリアのファビオ・フォニーニの引退が発表されました。現在開催中のウィンブルドン選手権2025の1回戦、カルロス・アルカラスとの試合が現役最後の試合となりました。
今回はそんなフォニーニの成し遂げた素晴らしいキャリアをまとめていきます!
基本情報
イタリアのプレーヤーです。テニス選手の中では小柄ではあるものの、コートを素早く動いてコンパクトなフォームで放つストロークが特徴です。
キャリア
2007年から本格的にツアー本戦に出るようになり、トップ100に入ります。その後徐々にランキングを上げますが数年間50位付近をさまよいました。
2013年にツアー初優勝を飾ると、ATP500のドイツ国際オープンでも優勝を果たし世界ランクも16位と躍進します。
ダブルスも得意で2015年には全豪オープンで優勝。全米オープンではラファエル・ナダルを2セットダウンから逆転で勝利する番狂わせも起こしました。
2019年のモンテカルロマスターズでは、アレクサンダー・ズベレフやボルナ・チョリッチといった実力者を下し準決勝へ。準決勝でナダル相手に圧巻のプレーを見せストレートで勝利します。決勝でも勢い止まらずマスターズ初優勝を飾りました。
さらに全仏オープンでも4回戦まで勝ち進み、32歳にして初のトップ10入りを果たしました。
2021年のATPカップではマッテオ・ベレッティーニとともにシングルスで勝ち星をあげてイタリアの準優勝に貢献しました。
しかしそれ以降は年齢や怪我の影響でなかなか勝てなくなり、ランキングも100位付近になります。そして2025年のウィンブルドン選手権1回戦カルロス・アルカラスとの試合を最後に現役引退を発表しました。
功績
長年にわたりツアーで活躍し、マッチ400勝を達成しています。さらに、クレーコーターでラファエル・ナダルを3度勝利するなど素晴らしい結果を残しました。
まとめ
今回は現役引退を発表したファビオ・フォニーニについてまとめました。最後の試合となったアルカラス戦も38歳とは思えない素晴らしいプレーを見せてくれました。ビッグ4のいる時代で必死に食らいついたフォニーニ。本当にお疲れ様でした。

最後までお読みいただきありがとうございました!
コメント